こんにちは、毒親からの自立支援をしている今日子です。
だいぶ前から日本では晩婚化が進んできたと報道されるようになりました。
当初、その理由としてあげられていたのが、女性が高学歴になって社会的進出をしてきたためだといわれました。
しかし、現在では更に進んで、結婚しない男女が表面化するようになりました。
年功序列の社会構造が崩壊したことで、低賃金、非正規社員など不安定な構造になったためだといわれています。
でも、本当は価値観などが違ってきたのではないでしょうか。そこで今回は結婚しない人の男女別の特徴と理由や、結婚しない方が幸せな人などについてご紹介します。
目次
結婚しない人の男女別の特徴とは?
近頃では結婚しないことで、他人から噂されることがなくなりました。それは独身でいることに異質感がなくなったのです。
また、食事を作らなくても手軽に外食出来るお店やスーパーなどが不自由さをなくしました。色々な産業でおひとり様の支援が整ってきたのです。
だから、ある意味で結婚する必要性が薄れているのかもしれませんね。
男性で結婚しない人の5つの特徴とは?
(1)ひとりの時間を大切にしたい・束縛されたくない人
家族が増えることで共有するものが多くなります。けれど、そもそもそれが苦手でひとりの空間を守りたい。大切にしたいと思っています。
独身の時のように自由でありたい。そして、他人からあれこれと指示されるのが嫌いです。やりたいことがはっきりしていたり、こだわりが強かったりします。
また、逆に内向的な人もひとりの方が落ちつくのを好みます。
(2)忙しくて機会を逃してしまった人
職場に女性がいない。または、対象年齢の女性がいない。しかも仕事に悩殺されて気がついたら時期を逸してしまった。
例外的に家庭の事情で機会を奪われた人もいます。
(3)どのように関係を深めていけばいいのかが分からない人
自分の容姿や学歴、収入面などにコンプレックスを持っている。または、自分の性格面での弱さがあって、人としての交流が上手く出来ない。
これらの結果、断られることに不安が生じて行動できません。それでも勇気を持って行動し、トラウマになった人も少なからずいらっしゃいます。
草食系男子といわれるところです。
(4)結婚願望がない人(面倒・メリットがない)
幸せな結婚生活を送っている家庭を見たことがないので、メリットを感じていない。それよりも自分だけにお金が使えて、好きな時に好きな人との関わりを持てる方に幸福感がある。
(5)大黒柱としての責任を負いたくない人
日本社会では、昔ほどではなくなったとはいえ、男性が家庭を支える存在です。
しかし、その責任が重たく感じて不安で逃げたい人。
女性で結婚しない人の5つの特徴とは?
(1)仕事のキャリアを失いたくない人
困難なことでも積極的に挑戦していく頑張り屋さんです。
成果が出ることにやりがいを感じています。
だから、結婚することでキャリアを失いたくありません。そのために男性からは近づきがたい相手に見られています。
(2)男性と知り合う機会がなかった人
環境的に独身の異性と知り合う機会が少なかったり、または消極的なので自分から行動が出来ない。自分にあまり自信がないタイプです。
人付き合いが苦手なのでしかたがないかもしれません。
(3)自由がなくなることを嫌がる人
今まで自由を楽しんでいると、結婚後のデメリットが気になります。
その結果、その自由を手に入れることが出来ない相手との結婚は、拘束されるのを嫌がって躊躇してしまいます。
(4)理想を追い求めている人(容姿・年齢・性格など)
相手の条件を高くしている傾向があります。
年月が過ぎていってもなお、理想を追い求めて現実を見ようともしません。
プライドが高すぎるために妥協点を探すこともしません。
(5)家事が出来ない人
実家にいる時は親に甘えて何もしない。一人暮らしでは仕事が忙しくて家事もさぼりがちです。
その結果、自分の身の回りのことも出来ないのに、相手の世話までするのは面倒だと思ってしまいます。結婚すると女性だけに負担がかかると思ってしまうのもこのタイプの人かもしれません。
結婚しない男女別の理由とは?
「結婚したくない訳ではない。結婚したいと思える人との出会いがないだけです。」という言葉をよく耳にします。確かに、男女比率の偏った職場は存在しています。
この言葉には、その人の物の見方や捉え方、価値観などが現実と食い違っているように思えてなりません。もちろん、無条件に誰でも受け入れなければいけない。といっているわけではありません。
けれど、この考え方を変えない多くの人が、結婚から遠のいているのは事実です。
男性で結婚しない人の理由とは?
昔の結婚の価値観だと、「男性は厨房に入るべからず」で、仕事さえしてお金を家に入れていればよかった。
しかし、現在では男女平等といわれ、家事分担も受け持つことになりました。
ここ数年では少子化対策もあって、育児参加まで叫ばれるようになりました。
男性は仕事だけしていればよかった時代とはあきらかに違ってきています。
だから、男性も簡単には結婚する気になれないかもしれませんね。
(1)仕事や趣味に生きたい
働くことが好きで、いつも仕事に関わっていたい。または、大好きな趣味があって誰にも邪魔されたくない。
こだわりなども強いので、それらを理解してもらおうと思っていません。
自分に合わせてくれる人でなければ、負担になるだけです。だから無理に結婚は望んでいません。
(2)ひとりで自由に過ごしたい
人に気を使うのが疲れるからひとりがいいと思う人と、気の合う同性と過ごす方が楽しいと思う人がいます。
どちらにも共通しているのは、女性と良好な関係を持たないことです。
お互いに信頼される関係になるには、ある程度の時間が必要ですが、この時間を築いていくのが面倒なのかもしれません。
(3)理想的な人との出会いがない
相手に求めているのは何でしょうか?
恋人、妻、子供の母親、両親の介護をする人であり、家計も助けてくれる人。自分と一生を共にするパートナーに対して多くを望み過ぎる傾向があります。
あなたが相手に条件をつけていれば、相手からも条件付けで見られているかもしれません。
(4)結婚にメリットを感じていない
独身の自由さがなくなることや、色々な責任を背負うことが嫌である。
トータルに考えてもメリットを考えられないと思っている。
将来に対しての不安を感じるよりも、現在の快適さを優先しています。
家庭を持つことだけが全てではない。が、その人の価値観です。
(5)精神的・経済的な不安がある
自分を否定的に捉える傾向があると、現在の自分はダメである。だから、これからもダメである。になってしまって行動が起こせない。
いつも不安と同居しているような状態です。
女性で結婚しない人の理由とは?
男性だけの特徴ではなく、女性の未婚者に対しても世間が好奇な目で見なくなりました。女性の社会進出が一般化して来たからかもしれません。
だから、女性の生き方が多様化してきました。昔のように男性に頼って、我慢して生きなくてもよくなったのです。自由に生きる機会を得た女性は、男性よりも人生を楽しんでいるように思えます。
(1)夢や目標を諦めたくない
仕事が面白くなって、キャリアを積む時期と結婚適齢期が重なります。
これはどうしようもない現実です。
そして、それを認めて協力してくれる男性は、とても少ないことを女性は知っています。その結果、夢を追うことで結婚から遠のいてしまうのです。
(2)好きな人がいない
そもそも結婚してもいいと思える人がいない。一生共にするからには、簡単には決められないのです。
また、草食系男子が増えたことで、少し強引に話をしていく男性が減ったことも影響しているかもしれません。
(3)自由に過ごしたい
独身生活も長くなってくると男性だけではなく、女性でも自由が快適であることを知ってしまいます。だから、それを手放してもいいだけの相手がいないと、新しい環境に飛び込めないのです。
(4)結婚にメリットを感じていない
全体的に結婚した女性が幸せを発信するよりも、不平不満をいう人の方が多いです。だから、そんな環境に自分が入ることに抵抗が生まれます。
若い頃ならば勢いで結婚してしまうところが、年を重ねるとタイミングや決心が取りづらくなります。より慎重になるということでしょうか。
(5)子どもが好きじゃない・家事が苦手
女性全員が家事仕事や子供が好きなわけではありません。子供をどのように扱ったらいいのか分からず、思い通りにならない子供が嫌いな人もいます。
同じように家事仕事も嫌いだからやりたくない。など、一般的に結婚したら女性の仕事といわれることが苦手で結婚をしない選択をしている人もいます。
結婚しないほうが幸せな男女とは?
自己中心的な考え方しか出来ない人とは、男女に関係なく結婚生活は困難になります。
物の見方や捉え方、価値観が違うので争いに発展する可能性が多くなります。
ひとつ屋根の下で生活していけば、相手に対して感謝する気持ちが必要です。
けれど、何でもしてもらうことが当たり前だと思えば、してもらえない不満がくすぶります。
相手に対して減点方法しか知らない人は、自分だけではなく相手まで不幸にしてしまいます。
このようなタイプの人は、自分の言い分の方が正しい!
自分は間違っていない!と、自己主張ばかりして相手を理解しようとする努力をしていません。
だから、自らを振り返り見て反省をする機会も作らないのです。
人としての成長は、困難を乗り越えた時にこそ多く得られると思います。
結婚生活は家庭を持つことで多くの学びを得られる場でもあるのです。
それらを放棄した相手と、人生を共にするのは止めた方が無難だと思います。
まとめ
お互いの両親に挨拶に行きましょう。親の考え方や物の捉え方は、子育てに大きく影響しています。
反面教師という言葉もありますが、それは成長過程において、いい指導者との出会いがあって親からの刷り込みが矯正された時です。また、学習意欲が旺盛で良書をたくさん読まれた場合も改善が見込まれます。
もし、結婚相手の養育者(だいたいは母親)や兄弟、姉妹の価値観がおかしい場合は、もう一度相手を観察した方がいいです。幼少期の刷り込みが、その人の基礎部分となっています。
自分の価値観と大きく違う場合は、一緒に家庭を持続させるには厳しいと思います。
それは、誰にでもいえることですが、無意識な領域になっている習慣を変えるには時間と本人の努力が必要となります。
私が相手を変えるという無茶な考え方はやめましょう。人は自分の意志で決めなければ変化を起こすことはありません。私の考え方や行動が間違えていたと気づかなければ、その後も永遠と同じパターンを繰り返して生きていくのです。
もし、あなたが「この人と結婚しなければ幸せになれない」とか「この人は私がいなければダメだ」思っていたとしたら、とても心配です。
なぜなら、人の幸せは己自身で満たすものだからです。外側の世界から持ってくるものではありません。それぞれが本当の意味での自立(自律も含む)が出来ていなければ相手に対して感謝の念も生まれてきません。
結婚生活は、お互いに対して感謝し、相手を敬い、相手を思いやることで信頼が生まれて継続することが出来るのです。
あなたが、今よりももっと幸せになりたいならばお問合せください。
最後までお読みいただきありがとうございました!
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