トラウマが抜けたきっかけ(その後)

こんにちは、不健全な家庭で育った人や、生きづらさを感じている人をスピリチュアルと心理学で支援し、更に未来ビジョンを創造する活動をしている今日子です。

本日は、「トラウマが抜けたきっかけ(その後)」についてです。

数年前、小学校の同級生であり、中学を卒業した後は縁が遠くなっていたけれど、同級生が亡くなったことで再会をしたお話をしました。

トラウマが抜けたきっかけ

その時の私は、講師と合わないために苦しい時間を持っていました。

だけど、高額な受講料(起業塾)を払ったので、惜しい&途中で投げ出してはいけないなどの感情に揺れていました。

 

それから2年くらいが過ぎた頃のことです。

その友人から再び電話が入りました。

 

友人:「その後元気にしている? あの時の先生とはどうなったの?」

私:「自分の気持ちに正直になって途中だけど止めたよ」

 

友人:「直ぐに止めなかったでしょう?」

また前回と同じように自分の考えをまくし立ててきました。

 

私が話している内容を信じるどころか疑って決めつける言い方に、次第に不愉快になってきました。

 

本人は気が付いていないみたいでしたが、私の考えから行動に至るまでを話した後に、覆いかぶさって(マウンティング)私と同じことを言っていたのです。

 

私:「もう過去のことは終わったこと。蒸し返さないで!」というまで友人は話をやめませんでした。

友人:「あなたのことが心配で言っているのよ!

 

さて、この流れでお分かりいただけますか?

あなたも同じことを日常的にしていないでしょうか?

①上から目線での物の言い方

②相手を信じていないどころか疑っている

③自分の考えだけを押し付けている

④相手の考え方やそれに伴う行動を無視して全否定する

⑤自分の考え方が正しい

 

私は、口にこそ出しませんでしたが、そんなあなたの方が心配だよ!と思いました。

 

それと同時に…何だ⁉

この不快感は?となったのです。

 

そしてそれは、私が子供たちにしていることだと気が付かされました。

私は、こんなに不快になることをやっていたのだ‼

 

あなたのためだとは言っていないけれど、子供を信じて見守ることをせずに私の考えを言っていました。

 

毒親の負の連鎖を断ち切りたいと意識していた部分は抑えられていたものの、無意識では同じことをしていたのです。

 

あなたのことが心配で言っているのよ!

これ、よくママたちがいっている言葉ですね。

 

これは、相手を信頼していないことであり、あなたの不安がそのような言動をしているのです。

 

そう。

私も母から同じことをされて、とても悲しく辛い思いをして過ごした時期があったのです。

 

当時は、それに対応するすべも知りませんでした。

だから、親が許せなかった

 

でも潜在意識下では、現状を改善できない。

そんな自分が許せず、いつも己を罰していたのです。

 

私はすぐに子供たちに謝罪しました。

有難いことに、子供たちは「そうなんだよ!」と今までの不満をいってきました。

 

こんな時間を持てて、本当によかったと思いました。

ある意味で友人に感謝です。

そして、前回で根っこが抜けたことの再確認も出来ました。

 

それはこの現象で見えたところが、被害者である私ではなく、加害者になっている私だったからです。

 

もう私は他人に責任を転嫁する人ではなくなっていました。

そして今後、加害者にならないように意識するきっかけになったのです。

 

メンタル改善は、玉ねぎの皮をむくのと同じです。

ひと皮むけると次の課題が出てきます。

それに気が付くか、気が付かないかで成長速度が違います。

 

時には後戻りすることもあります。

でも、それにも意味があって、より深く理解が出来るということです。

 

現状を改善したいとか、今よりもっと成長したい方には、魔法使いのように一気に変化することはないと思ってほしいのです。

 

ただし、気づきがあった時は感動すら覚えます。

皆さんがより良い人生を送れることをお祈りいたします。

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最後までお読みいただきありがとうございました。

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